2006.9 野生キノコ講習会

   


クロラッパタケ(食)

奇妙な形のキノコ。ヨーロッパでは「死の
トランペット」と呼ばれているそうです。
こんな見た目ですが、食べられます。


ナラタケ(食)

地元での、本格的なナラタケ発生時期
は、10月半ば過ぎなので、この時期に
お目にかかれてビックリ!


スリコギタケ(食)

見た目はかなり気持ち悪いです・・。
これも、食べられる模様。


ハエトリシメジ(食)

とても良いダシがでるそうです♪
図鑑などを見ると、過食&酒と一緒に食べてはいけません!と書かれています。チャレンジャー奈良先生は、どれくらい食べたら具合が悪くなるのか実験したそうで・・。凄いです〜。


セイタカイグチ(食)

柄が、粗大な網目状です。この姿からは想像できないほど、美味しい模様。


チシオタケ

傷つくと血のような液が出てきます!


サクラシメジ(食)

火を通すと、ピンク色が失われて残念!
綺麗なキノコなので、地元でも人気です。


ウスヒラタケ(食)

ヒラタケより薄い感じのキノコ。


ニガクリタケ

毒です!クリタケと間違えやすいです。
「生で食べると苦い」と説明しながら、奈良先生が目の前で味見!参加者唖然・・。
かなり、苦そうでした。(お腹は、大丈夫だったでしょうか??)


ムレオオイチョウタケ

今回も登場!激しい悪臭が漂っていました。これを茹でこぼして食べる、という参加者もいました・・。


ツエタケ&ビロードツエタケ(食)

傘にぬめりがあって、鍋に入れると美味らしいです〜。ビロードツエタケのほうは、柄に毛があります。
※右の画像参照くださいね。


ビロードツエタケ(食)

柄に毛がフワフワ〜。


アカツブフウセンタケ

傘に赤いツブツブが付いています。


ムラサキアブラシメジモドキ(食)

これもヌメリがあるキノコ。ひだはやや疎。


クサウラベニタケ

ホンシメジや、ウラベニホテイシメジと間違えやすい、要注意の毒キノコ。山に行くと、よく群生しています。


ミネシメジ(食)

このキノコも、先月に引き続き登場。
ヒダが粗い。何回も勉強会で登場したので、
今年はバッチリ覚えられそうです★


ヒメコンイロイッポンシメジ

ブルー系の綺麗なキノコ。ヒメ=小さいという意味だそうで、このキノコも小さくて愛らしいです。


ナガエノスギタケ(食)

モグラのトイレから発生するキノコ。
わずかに芳香とも臭気ともとれる香りがあるが、可食だそうで・・。
ちょっと、食欲ダウンしそうなキノコです。


ワサビカレバタケ

辛い!わさびの代わりになる??


シロタマゴテングタケ

超、猛毒菌!絶対に手を出してはいけませんー。


タマゴタケモドキ

これまた猛毒!ツバ&ヒダが白色であることが特徴。


タマゴテングタケモドキ

柄の根元にはツボ、傘には溝線があります。
テングタケ科のキノコは、山で見付けても、
遠目に見て終了〜。


フクロツルタケ

根元の大きな袋が特徴的!


コガネテングタケ

黄色いツブツブが傘に付着しています。


タマシロオニタケ

球に乗っているような見た目のキノコ。
面白い形をしていますが、猛毒のようです!


タマシロオニタケ

上下反対!?いいえ、違います★
タマシロオニタケの幼菌。
大きな球ですよね〜。


ヘビキノコ(キリンタケ)

名前が面白いです〜。何故、ヘビ??


オオキツネタケ(食)

根元が紫色の菌糸で覆われています。
胞子はトゲトゲ!

    スミゾメシメジ(食)

傷つくと、黒く変色します。
柄の根元に白色の長い毛がある模様。

サクラタケ

傘の色がピンク系で綺麗!でも、毒キノコ。


カヤタケ(食)

傘の中央は窪み、成長するとじょうご形に
なります。ホテイシメジに似ています〜。


カバイロオオホウライタケ

落ち葉を分解してくれるキノコ。
カバイロ=茶色の意味。


カバイロツルタケ(食)

今年は、カバイロツルタケが大発生中♪
可食のようですが、テングタケ系科のきのこなので、食べる勇気が沸きません><


ワタゲナラタケ(食)

ナラタケは、自分が住んでいる木が朽ちてくると、新しい木(エサ)を探すために、太い菌糸を地中に張り巡らせるそうです。しかも、新しい木に到着したら、古い木の方にも栄養を送るそうで・・!凄いなぁ〜。
菌糸をのばして旅している最中に、地上にポッコリ顔を出すこともあるそうです。あっ、だから、たまに地上からナラタケが出ているのですねー★


スギエダタケ(食)

針葉樹(多くはスギ)の埋もれた落ち枝に発生するキノコ。


ナスコンイッポンシメジ

美しいキノコ!!一度見たら、忘れませ
ん〜。


???

日本国内のキノコは、5000種、7000種、
10000種あるとも言われているそうです。和
名の付いているキノコは約2000種。和名の無い茸のほうが、圧倒的に多いです!


???

参加者の採集したキノコ

チチアワタケ(食)


二針葉松、五針葉松の樹下に発生する
キノコ。
幼菌期は白色の乳液を分泌します。
チチアワタケと、ヌメリイグチが入った豆腐汁は最高!と、奈良先生。
想像しただけで、ヨダレが出てきます。


キアミアシイグチ

柄が黄色くて、網目状。イグチ類の柄にある網目模様って、見ていると愛着が沸きます。


ベニハナイグチ(食)

似たようなイグチがいくつかある模様。
傷つくと赤く変色しますが、柄では時に青
変。


アミタケ(食)&ダイダイイグチ

アミタケは、かなり人気!茹でれば赤紫色になります。アミタケと一緒に出ているオウギタケも、結構美味しいですよ〜♪


シロハツ(食)

ヒダの付近がやや青緑色を帯びています。良いダシが出るみたいです。


カワリハツ(食)

これも、食べられるみたいですー!
傘の色は、紫、淡紅、青、緑、オリーブ色と
変化に富んでいます。


ムラサキハツ

図鑑に載っていませんでしたー!が、北陸のきのこ図鑑で、ケンロクエンムラサキハツ(仮)というキノコを発見。奈良先生の知識の広さを垣間見ました★


ヤブレベニタケ

傘がひび割れ気味のキノコ。ヒダの縁(傘のほう)は赤〜ピンク色。


ケシロハツ

傘の縁部がクルンと内側に巻きます。
ヒダは粗いです。似たようなキノコが
沢山あり、山で見付けるたび悩みます。
ケシロハツを覚えられたら、大収穫!


ウコンハツ

傘も柄も、綺麗な鬱金(ウコン)色です♪


キチチタケ(食)

乳液が白→黄色に変化。


チョウジチチタケ

チョウジの香りがするとか・・。チョウジって、
何ですかー??(早速調べる主人。)
な、なんと、香辛料の「クローブ」でした!
クローブは、高級化粧品にも使われてますよね。


ハツタケ(食)

アミタケ狩りをしていると、一緒に見付かります。乳液が暗褐色→緑青色に変化。
カビみたいな色です・・。見かけによらず、人気のキノコ。


シロヒメホウキタケ

純白の、美しいキノコです〜。押し花には
使えないかなぁ?

コチャダイゴケ

カップ(キノコ)に小銭がチャララーンと入っています。凄く可愛いので、山で見付けると嬉しい♪


トキイロラッパタケ(食)

小さいけれど、バターのような香りが食欲をそそります。乳製品好きにはたまりません・・。
よく、山中に群生しているので、1日かけてゆっくり採り尽くしてみたいです。


コスリコギタケ

スリコギタケの小さいバージョン。
今まで気付きませんでしたが、山を歩いていると、結構見かけます。


ウスタケ

毒。ラッパの形をしたキノコ。
シワシワ〜。


ナギナタタケ

図鑑を見たら、林内地上に「叢生」すると書かれていました。漢字が読めない・・。
フンセイ?ウン○?またもや主人のヘルプ。
叢生=ソウセイです!ぶわっと生えるってこと!!いつもすみませんー。


カレエダタケモドキ

他に、カレエダタケというキノコもある模様。
この辺になると、奈良先生が名前を付けたのを見守って、へぇ〜っと感心するだけの世界になります。(未知への遭遇。)


ホコリタケ(食)

地元では、ケムダシキノコと呼ばれています。
ホコリタケは、胞子を作って、放出するために、体内の水分を外に出して、自らを乾燥させるそうです。女性にとって、乾燥(=お肌の老化)は切実な問題なのに、ホコリタケは凄いなぁ。自らシワシワのおばあちゃんになるのですもの・・。


ロクショウグサレキン

緑青(ロクショウ)色の、とっても綺麗なキノコ。


 ロクショウグサレキンモドキ

ロクショウグサレキンの柄は中心生なのに対し、こちらは柄が偏心生。


アンズタケ(食)

甘い香りに癒されます。キノコから、アンズの香りがするなんて、不思議!フランス料理の食材です♪

チョレイマイタケ(食)

とっても貴重なキノコのようです。奈良先生の手によって、標本化!このキノコの根元には牛糞形の菌核があるらしく、こちらは漢方で使われる模様。


ハナビラニカワタケ(食)

広葉樹の枯れ木に発生。(ナラタケ狩りをしていると、よく見付けます!)キクラゲの仲間なので、食感が良さそうです。


ロウタケ

山肌でよく見かけますが、まさかこれがキノコだったなんて・・。


ツヤウチワタケ

うちわの形みたいなキノコ。


ヒメベニテングタケ

ベニテングタケを小型にしたような
キノコ。「ベニテングタケ」は、川内では
見られないそうで、いつか本物を見て
みたいです!


オオゴムタケ(食)

ブヨブヨしていて、すごく変なキノコ。
ゼラチン質なので、外皮を剥いてからさっと茹でて、メイプルシロップやきな粉をまぶして食べると○とか・・。実践するには勇気が要ります。

2006年9月17日 〜講習会で採集されたキノコ〜

ウスヒラタケ、サクラシメジ、アカヤマタケ科のキノコ、シャカシメジ、ツエタケ、ビロードツエタケ、ハエトリシメジ、ミネシメジ、
ワサビカレバタケ、チシオタケ、オオキツネタケ、スミゾメシメジ、ワタゲナラタケ、カヤタケ、カバイロオオホウライタケ、サクラタケ、
スギエダタケ、クヌギタケの仲間、ヒロヒダタケ、シロタマゴテングタケ、タマゴタケモドキ、フクロツルタケ、タマシロオニタケ
カバイロツルタケ、タマゴテングタケモドキ、ヘビキノコ、ムラサキアブラシメジモドキ、クサウラベニタケ、セイタカイグチ、タマシロオニタケ、ヒメベニテングタケ、コタマゴテングタケ、ニガクリタケ、アカツブフウセンタケ、ナガエノスギタケ、ムレオオイチョウタケ、ナスコンイッポンシメジ、チチアワタケ、ヒメコンイロイッポンシメジ、クロラッパタケ等

備考

今年はなかなか同じ種類のキノコを大量にGETできません><。
でも、雨が沢山降っているので、湿度はバッチリ。キノコの種類は豊富だそうで、今回も面白いキノコがいろいろ採取されました。
中でも、気になったのが、毎回お目にかかっているムレオオイチョウタケ。長期にわたって、ぽつぽつと出てくるのも不思議ですが、
臭いにかなりの個体差がありました!今回のは、最強・・。離れていても、プーン。毎回幼菌だったので、今度は成菌を見てみたいです。
傘が開いたら、もっと凄いのかなぁ??
キノコ講習会もいよいよ来月がラスト。(11月は納会で、キノコ鍋♪)
シーズン真っ盛りなので、とっても楽しみです。

講師・参考文献

講師:日本菌学会東北支部・副支部長&あぶくま菌類研究会・会長 奈良俊彦先生

日本のきのこ(山と渓谷社)/東北のキノコ(日本菌学会東北支部編・無明社出版)/
きのこ(山と渓谷社)/北陸のきのこ図鑑(池田良幸著・橋本確文堂)/原色日本新菌類図鑑1・2/スイス菌類図鑑Vol.1〜6

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